こんにちは!
今回は家具職人の使う代表的な機械「横切り盤」についてご紹介します。
この刃物丸出しのいかにも危なそうな機械が「横切り盤」です。
家具作りにおいて「切る」という動作は最も基本的な工程です。
材料を切らなければ何も始まりません。
では家具作りにおける「切る」うえで大事なことを挙げます。
・思い通りに切ること
・ミリ単位の精度が出せること
・真っ直ぐ切ること
・スピードが速いこと
・楽に切れること
これらが大事になります。
家具はミリ単位の精度が要求されますし、真っ直ぐ切らなければ強度も落ちます。
また毎日たくさんの木材を切りますので、労力がかかりますし、スピードも要求されます。
ここで横切り盤が登場します。
横切り盤とは
・テーブルをスライドさせることで木材が切れる
・手前の定規に当てて切ることで直角に切れる
・のこを0°〜45°まで傾けられる(軸傾斜)
ざっくり言うとこんな感じです。
*右のハンドルで刃物の高さを調節します。
*左のハンドルで刃物の傾きを調節します。 *このレール上をテーブルが移動する仕組みです。
最もよく使う機械なので1人1台あります。
ケガの心配はありますが、正しい使い方をすれば大丈夫です。 とにかく家具作りでは「切る」ことが多いので、最初に使いこなせるようになりたい機械です。 いかがだったでしょうか?
こうした家具職人の技術をご紹介することで、家具職人の仕事をイメージしやすくなると思っています。 今後も様々な情報発信をしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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